かもめ通信社

今日は三軒茶屋で稽古でした。
近くにオリジン弁当があったので、お昼が充実してて嬉しかったです。
いつもコンビニのおにぎりだと気も滅入るし肌も荒れるしね…。

午前中やったエチュード（＝即興演技）で面白かったのは、口うるさい姑（神谷）、妊娠中なまけものダメ嫁（渡邉香）、マザコン夫（吉田）のグループ。
前半は「怠け者の嫁をなじるうるさい姑＋ダメ夫」という、いい意味でベッタベタな展開だったのが、「妊娠」というキーワードで「堂々とだらける嫁と尽くす夫＋家政婦にされる姑」に鮮やかに転じていくところが上手かった。
エチュードで重要なのはやはり集中力だなぁと思いました。

それにしても、日常なにげなくやっていることをそのまま舞台に上げるとかえって不自然になってしまう、という初歩的難関に結構苦しめられています。
「日常」を演じようとすると必要以上に平坦になってしまう。
思っているより「日常」はドラマチックである、ということですかね。

普通に日常生活の中で演技をしているシーンなんてたくさんあるしね。
演技をしなくていい相手なんて本当に近しい人だけですもんね。
あとは何かしら、その場での役割分担に応じて、意識的に（でもそれを他人に指摘されないように誤魔化しながら）その役割をまとっている気がする。

その「演じる自分に」に罪悪感を感じなくてもいいのが芝居だから、芝居がすきなのかもしれません。

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