タイムラグ
2005-10-21 Fri
お仕事のはなし。営業であれ、生産管理であれ、多くの仕事は、常に少し未来を見ているものです。
わたしの仕事はかっこよく言えばライター・エディターですが、それこそ例外でなく、原稿を書いている「今=現在」と、原稿の中の「今=掲載時」の時間の「ずれ」、タイムラグがつきものです。
分かりやすくいうなら、月刊の仕事であれば、真夏に「マフラーのアレンジ」なんて企画を考えたりしているわけです。その企画を考えている最中は、それを読む人の視点にたっているので、あくまで脳内は冬。
まぁそこまで時間のずれが大きいと、自分でも「これはフィクションの冬だ」と認識しているからよいのですが、週単位の原稿となると、そのラグが小さいがゆえにラグの存在感が軽いんです。
だから平気で1〜2週間先を生きてしまう。
1週間先に掲載される原稿を「この原稿が出る時点ではこれはもう発売されているから」「原稿が出る時点では11月だから」なんて考えながら書いていると、もう自分が実際には今10月何週目にいるか分からなくなっちゃって、手帳やカレンダーを見るとひどく混乱するんですね。
これは単にわたしの時間把握能力が低いからなのか。
他の人たちはどうなんでしょう。今度同僚に聞いてみます。
人間は「時間把握能力」に優れたタイプと「空間把握能力」に優れたタイプに分けられる、と聞いたことがあります。前者は時計がなくても時間がつかめ、後者は地図がなくても自分の位置がつかめるというような内容でした。
とんでもなく方向音痴なので、いままで消去法で自分は時間タイプだと思っていたのですが、そうでもなさそうです。
どちらも優れていないタイプと、どちらにも優れているタイプの4種類いるってことですね。
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