ひじきじゃあるまいし

昔っから、「アボガド」と言っていた私は、「アボカド」って言うとちょっと気取ってる気がしてむずがゆい今日この頃です。

これと同じ現象は、「ブルース・ウィルス」を「ブルース・ウィリス」と呼んだ時にも起こります。

さて、そんなアボカドですが、私はどうやらこれが大嫌いだったようです。

小さい頃、母親の実家に遊びに行った時に、初めて食べたんですが、珍しいからとモリモリ食べた結果、ものすごく気持ち悪くなり、それ以来苦手ということでなるべく口にしないようにしていたのです。

しかし、ＧＷ中にひょんなことからアボカドを入手してしまい、捨てるのももったいないのでとりあえず調理してみたのです。

マグロと同じように調理すればいいとの情報を入手し、おとなしくワサビ醤油でもかけておけばいいものを、そのありきたりな調理法では私の苦手は克服できないと思い、濃い味つけならごまかせるだろうと、ゴマ味噌和えに…

マズイ。

吐き出した早さは、自分が予想する反射神経を遥かに上回る感じでした。

私は、昔は嫌いな食べ物が沢山あったのですが、一人暮らしを初めたり社会に出たりしていくうちに、あまり好き嫌いを言うと楽しく食事ができないなぁと思って、なるべく何でも食べるようにしてたんです。
昔嫌いだったものも、大人になってから食べると意外に食べられたり。
そんなわけで、だいたいの嫌いな物は、自分からは好んで食べないけど、出されたらちゃんと食べられるようになっていたのです。

あ、でもウニとシャコは無理です。

でもこの二つも、さすがに口に入れて吐き出しはしないので、アボカドは殿堂入りですね。

調理法が下手だから吐き出したんじゃないかとお思いでしょうが、生で食べても吐き出しました…

でも、友人が作ってくれたタコスみたいなやつにアボカドのペーストみたいのが入っていたのですが、それはパクパク食べちゃいました。

好き嫌いゼロにしたいんですが、とりあえずは吐き出さないことから始めたいですね…