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室町時代(小菅慎哉)

こんにちは。役者の小菅慎哉です。
ついに冬公演に向けた稽古が本格的に始まりました。

今回の「眠りの森の、ケモノ」は室町時代の東北地方の寒村が舞台の物語です。
室町時代。一体どんな時代だったろうかと、
高校時代あまり使用しなかった日本史の教科書を開いてみました。

難しい…。あれ、こんな難しかったっけ?日本史って。
日本の高校生はみんなこれ勉強してるわけ?

失敬。話を元に戻しますが、ぱっと目についたのが、
「1461年 寛正の大飢饉(京中の餓死者8万人)」という文章です。
なんと8万人!これほど多くの人が食べる物がなく苦しんで死んでいくというのは、
現代に生きる私たちからは考えられないことです。
僕はさっきお腹が空いたのでコンビニにお弁当を買いに行きました。
幕の内弁当でした。おいしかった。なんて余裕ないわけですよ。

きっと「死」が今よりもすぐ近くにあった時代。
生命力のない人間が簡単に淘汰されてしまった時代。

そんな時代に生きる人々はおそらく現代の私たちよりも、
「今」を必死に切実に、そして貪欲に生きていたような気がします。

本番まで約2ヶ月、そういった時代背景をふまえて、
稽古をしていきたいと思っています。
今までにないBRIDGEをお楽しみいただけるよう頑張ります。
(c) 2003,10,08, Wednesday 12:00 AM | comments (0) | trackback (0)

役者始めました(星野晶夫)

次回公演「眠りの森の、ケモノ」で役者として参加することになりました。
BRIDGEの天然パーマ担当、あきおです。
この土日に、ついに次回公演に向けた稽古が本格的に開始致しました。

私の中では「眠りの森」は美女に対する枕詞だと
すっかり思い込んでいたのですが、作品から漂う匂いが
そんな乏しい私の想像力をすっかり打ち消すことになりました。

この際だからお伝えしておきますが、次回公演が
「眠りの森の美女」だと信じていたあなた!
「眠りの森の美女」と「美女と野獣」をくっつけた作品だと思っていた、
そこのあなた!!
このHPをチェックして当日に備えましょう!

初日の稽古でのメンバーは皆、相当に鼻息荒く(?)これからの稽古期間に
期するものがあるように感じられました。
久しぶりの本格参加だけに、この動き始めたプロジェクトの臨場感と
緊張感を肌で感じています。

脚本家、木下怜にプレッシャーを与えるわけではありませんが、
自分としては台本の製作と同時進行で進んでいくこの状況が不安でもあり、
私達の想像力が作品世界観を膨張させていくだろう
という期待感みたいなものもあります。

皆さんの前に1つの作品として日の目を見る頃には
どんな姿をあらわすのか私自身も楽しみなのです。
(c) 2003,10,07, Tuesday 12:00 AM | comments (0) | trackback (0)

ケモノ、降臨(根岸花奈子)

こんにちは、お久しぶりです。
出戻り娘(もう娘って年でもないけどな!)根岸花奈子です。

10月4日土曜日、ついに「眠りの森の、ケモノ」の稽古が始まりました。
なんたってキャストだけで17人。稽古場の人口密度、高い高い。
狭い公民館の一室に10数人がひしめきあって柔軟している様子は、
さながら魚市場のマグロです。大漁だーぃ!
作・演出の木下怜にいわせると「舟みたい…」だったりするらしいけど。
それは綺麗過ぎないか?まぁ一夜一夜に夢見がちな年頃でございます。

ニューフェイスの加入もあり、今回は一体どんな芝居が出来上がるのか、
期待で胸が踊ります。すごい化学変化が起こるよきっと!
(こう書くとひとごとみたいだけど、本当に楽しみなんです)

そして日曜には衣装合わせと舞台美術の説明がありました。
だんだんとイメージが具体化していきます。ゆっくりだけど。
それと同時に、各人のイメージが一体化していくんです。
すごいことです。見たこともないのに、同じものを想像できるんです。
想像力って、本当に人間を人間たらしめる重要な要素だと思います。
早く「眠りの森」の、土と緑の匂いを感じられるようになりたいものです。
それにしても、やっぱり日本人は着物が似合う!
舞台が農村なので、あんみつ姫(知らない世代多いんだろうな…ふん)
みたいな、きらびやかで豪華な衣装はないけれど、
色や柄、着こなしもそれぞれの役に合わせて細かく考えてあるのです。
演出・美術や衣装部のそんな密かな努力もあり、
着物が妙にしっくりくるキャスト陣。着物って、いいよね〜(にこ!)

あ、いっこ下の日記でセイ先輩が私のことを「ブリッ子女優」と
言ってますが(失礼ね!)今回でその名前は卒業です。
汚名返上です(汚名なんだ…)
今まではね、「せめて舞台の上では可愛らしく在りたい!」っていう
いじらしい乙女心に縛られてたところが、少なからずあったのですよ。
でも、もう怖くない!
かわいいだけの女を演じる気はさらさらありません。
あと2ヶ月半。新境地、切り開きますよ!
(c) 2003,10,06, Monday 12:00 AM | comments (0) | trackback (0)

「眠りの森の、着物」(渡邉香里)

天井のシミが人の顔に見えてならない、セイこと渡邉香里です。

弟がビデオで観ていた「呪怨」のせいで、本当に毎日の生活が怖い…。
絶対そうなると思ったから、パソコンやりながらチラ見してたのに。
暗い所では、もう怖くて振り返れない…。
「ワー!怖い!怖いぞ!!」とか一人で叫びながら、2階から1階に下りる。
でも、絶対に走ってはいけない。
もっと怖くなるから、叫びつつも、ゆっくり移動する。で、絶対後ろは見ない。
本当にどうしようもなく怖いときは、サザンの「勝手にシンドバット」のイントロを
大声で歌うようにしています。「ラーラーラー!ララララーラーラー!」


さて!「500万年ララバイ」にお越しいただき、ありがとうございました!
そんなお休みも束の間に、BRIDGEは冬公演、
「眠りの森の、ケモノ」に向って着々と準備を進めております。

あれ?日記のタイトルが違う?着物ってなあに?
そう!!冬公演はなんと!時代劇なのです!時代劇なのです!2回も言っちゃった!
時は室町末期。名も無い貧しい農村が舞台です。

その衣装・着物の買い出しに、京都まで行ってまいりましたー!!
えらいね!衣装部の鑑!よっ衣装部長!
いや、半分遊びに行ったんだけどね。新選組展よかった〜。


リサイクル着物店で大量の着物を購入!!
そう!今回はキャストが17人と大変多いでございます。
BRIDGEは初めての、ゲストを3名ほどお迎えして、
BRIDGE側でも夏はお休みしていた旗揚げからの役者達が帰ってきます!!

役者頭の水戸和浩、お客さんからの人気ナンバー1(?)キワモノ俳優・堀川ロコ
ブリッコ女優・根岸花奈子、飛び道具「ひでくん」・大庭秀俊、
役者デビューを望まれていた秘密兵器の星野晶夫、ついでに山本洋平、
そしてお待たせしました!このワタクシ、看板女優・渡邉香里!!

みなさ〜ん、ごめんなさい、寂しかったでしょう?あたしがいなくって!
アタシがいなくって、ギャグシーンが足りなかったでしょう?
冬は笑わせますよー!もう演出のストップがかかってもやっちゃいますからね!!
「オレ、カオ(アタクシね!)のギャグシーン好きじゃないんだよね」
と、演出木下に言われたけど、知らんもんね!!
超大掛かりなギャグシーンを入れてやります!きっと!多分。できたら…いいな。


夏で完全復帰を遂げた団長・小菅慎哉、加えていつものメンバーも健在!
今回はBRIDGEベストメンバー・フルパワーでお送りいたします!!
しかも今度は時代劇!!乞うご期待です!!!てゆうか、アタシも楽しみ!
(c) 2003,09,22, Monday 12:00 AM | comments (0) | trackback (0)

実は・・・(佐伯友理子)

照明を担当しているゆりこです!公演が終わって10日以上が経過しました。
なぜか8月よりも暑い日が多いように感じるおかしな9月ですが、
「今頃夏バテしちゃったよー」という人はいませんか?

さてさて、実は・・・今回の公演で私、照明を卒業だったんです。
なので、色々な想いでこの公演に臨みました。
一つ一つの照明変化を作っていく作業がとてもやりがいのあるものだと
いうことを改めて実感できました。
各回、いや照明変化一つ一つが私にとってはカウントダウンだったんです。
これを作ったら・・・これが終わったら・・・と。

今まで、「あの夏のMessenger」から一緒に照明をやってきたウオちゃんと、
手を握りあったり、一緒に深呼吸したりして頑張ってきました。
私にとって最後となる今回の照明も、
二人で力を合わせてなんとか無事果たすことができました。

照明を入れることによって、舞台が輝く瞬間ってすごく感動するんですよ!
その感動を自分の手で作り上げることができ、とてもうれしかったです。

みなさん、BRIDGEの公演は照明にも力が入っています!
照明のすばらしさを自分の目で見て実感してもらいたいです!
次回公演、ぜひぜひ会場に足をお運びください。お待ちしています(^0^)
(c) 2003,09,05, Friday 08:47 PM | comments (0) | trackback (0)

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