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3月の月例稽古(岸元尚典)

先日3月の月例稽古がありました。
今回のメインはBRIDGEの役者でもある鳥居サナ先生のダンスレッスンと、
先月も行った短いお芝居の発表。

サナ先生のレッスンはこんなに種類があるのかってくらいストレッチをやったり、
20秒くらいのダンスを覚えてその場で発表など、短時間で盛りだくさんの内容。
BRIDGEの公演ではこれまで毎回ダンスシーンがあって、
自分はスタッフなのに「ダンスシーンだけ出れないかなぁ」と
毎回思っていただけにかなり楽しかったです。

レッスン後はお芝居の発表(今回はBorderlessとカレーの2グループでした)。
今月は「家族」をテーマに各グループで台本を書くところから始めました。

先攻はBorderless。ストーリーはというと、
戦地で敗走を続ける男5人がそれぞれの家族について語り、
故郷を懐かしむとともに仲間としての絆を深め合う…という一見いい話系。
が、聞くと見るとでは大違い。
この話は回想シーンの形でそれぞれの家族や家族のような関係の人たちとの
日常が描かれているんですが、家族について語る兵士が相撲部屋の人間だったり、
一家全員が応援団だったり、とゴツイ男5人がゴツイ家族を演じました。

後攻のカレーはダンスレッスンをやってくれたサナ先生が脚本執筆に初挑戦。
グループ名のカレーにちなんで、バラバラだった家族が
カレーを通じてもとの仲良し家族に戻る、という心温まるお話。
こちらはお母さんの不倫、お父さんのオカマバー勤めなど、
をコミカル(?)に描いて、シリアスあり笑いありのお芝居でした。

月例稽古では次回公演に向けて各人がそれぞれに課題を持って
臨んでいます(多分そのはず)。
ちなみに自分の課題は少しでもいいからキャストのやってることを
身をもって知ること。自分はスタッフで今後キャストをやることもないですが、
キャストのやってることやその難しさ、おもしろさなどを知ったら、
自分の仕事をする上で違った視点が持てるかな、と思って参加してます。
実際にやってみると外から見ているだけではわからないことが沢山あって、
いい勉強になります。キャスト陣も自分達の課題を克服していってくれるといいなぁ。
(c) 2002,03,28, Thursday 10:57 PM | comments (0) | trackback (0)
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