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『つまり、だから間違えたんです』(永田悠樹)

お久しぶりです!
打者一巡で二打席目のバッターボックスに入りました八番ライト永田(30)ですっ!

、、、、わあ、、。

野球用語の引用とかするとおっさんくさくなるって、ほんとなんですね。
ん、まあいいんですけど、べ、つ、に。
とゆうワケで、今回は稽古場日記二回目の登場です、ブリッジの役者永田悠樹がお送りします。

まずは僕が尊敬してやまない、昭和の演劇界を代表する劇作家にして演出家でもある、【華山一切合斎】の言葉を紹介させて頂きます。

「キャストがショウのリハーサルでミスをするのは大歓迎だ。
そのミスを直すのが私の仕事だからね。
ただし、本番の幕が上がったら私を休ませてくれ。」



十一月二日(日)
その日、本番を間近に控えた我々BRIDGEの面々は、通し稽古を行っていました。
稽古も大詰めを迎えており、皆がそれぞれの思いを巡らせながら場は進みます。
そんな様子を出番待ちのために袖から見ていると、ふと不思議な感じがしたんです。


このシーンは前にも見たことがある。


いや、何度も稽古しているのだから、そんなのは当り前かもしれない。
しかし、お芝居は生物。
稽古するたびに何かしら変化があるものです。
でもその時はその場の空気っていうのか、匂いっていうのか、そんな感覚的なものさえも、前に全く同じ経験をした。
そんな感じがしたんです。

既視感、でしょうか。
しばらく、ぼんやりしていました。

色々な偶然が積み重なり、僕はBRIDGEにいます。
もし、BRIDGEにいなかったら、僕はどこにいたんでしょう。そんな事を考えていました、、。

稽古中なのに!!

気が付くと自分の出番です。焦ったものだから、セリフを間違えます。しかも取り返しのつかない間違いを。しかもその間違いは、稽古後に共演者に指摘されるまで気がつきませんでした。
どんだけだっっ!

すみません、色々と書いてきましたけど、全てはこの、最悪なミスに対する長い反省文、とゆうか言い訳です。ごめんなさい。
でも、リハーサルにミスはあって当然。それを活かして本番では絶対にミスのないように!!
【華山一切合斎】はそう言っているんでしょう。
当り前ですね。


theatre project BRIDGEが送るラブストーリー『アイラビュー』は、間もなく本番を迎えます。
私の愛する仲間たちが皆様を劇場でお待ちしてます。
皆様も是非、愛すべき方と御覧ください。

それでは、劇場でお会いしましょう。





(c) 2008,11,05, Wednesday 09:59 PM | comments (0) | trackback (0)
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