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Horror#19『行く年、来る年 -2006-』(福永貴之)

 どうも、役者の福永貴之です。
 年の瀬、お忙しい時期、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
 もうすぐ2006年も終わっちゃいますね。
 年の瀬、年越し、そして新年。
 毎年のことですが、なんとなく心踊り、なんとなくもの寂しく感じたりします。

 さて、第8回目となる今回の『Lucky Bang Horror』もたくさんの方にご来場いただき、おかげさまで大盛況のうちに終えることができました。
 改めて御礼申し上げたいと思います。
 ありがとうございました。
 お客さんあってのtheatre project BRIDGE。
 今年もみなさまと一緒に楽しい時間を過ごせて本当によかったです。
 個人的なことですが、自分としてはここ何年かで一番お芝居を楽しむことができた公演となりました。本当にありがとうございました。

 今公演ですが、見に来てくれた友人が、終演後メールでこんな言葉を送ってくれました。

 「学生限りのものだと諦めてしまっているパワーみたいなものを、あんなにたくさんの人が今も持ち続けていることに感動(軽く嫉妬…)します」 <メールより抜粋>

 現在私たちのメンバーの大半は社会人です。
 劇団を始めた頃はほとんどが20歳前後で、学生だったのですが、気がつけば四捨五入しちゃうと30歳の団体になってしまいました。今は社会人劇団として、日常生活を抱えて演劇を続けています。

 が、一時期は、プロを目指して団体を続けていこう、会社員ではなく、演劇一本でやっていこう、という話が出たこともありました。
 特に僕はその思いが強かったのですが、おもしろい芝居を作るには、芝居に専念している人間には勝てないと感じたのです。だからこそ、いい芝居を作るためには生活を芝居に傾けなければいけないと考えたことがあったのです。
 何度かの話し合いの結果、私たちはそれぞれの生活を抱えながら演劇を続けていくことになりました。会社員としてでも、フリーターとしてでも、役者志望としてでも、それぞれの生活も大事にしながら、それでもおもしろい芝居を作っていこうという志を持って。

 そうして社会人劇団として活動を始めて、2度の公演がありました。
 週末、会社の休みを利用しての稽古。
 お客さんの大半はメンバーの友人・知人。
 劇団の活動としては、アマチュアなのかもしれません。
 けれど、それでも年1回の公演、2時間弱の時間、自分たちにしか作れない空間で、自分たちの芝居でしか感じることのできない感覚を、確かに客席のお客さんと共有できたのだと、私はメールを読んで嬉しくなりました。
 theatre project BRIDGEだからこそ、共有できる感覚があるのだと。

 次回公演は来年、2007年の11月を予定しています。
 もっともっとおもしろい芝居を目指して、私たちtheatre project BRIDGEは来年もがんばっていきます。
 2006年よりもさらに素敵に成長したステージをご用意して、2007年もみなさんのご来場をお待ちしております。
 是非、劇場でお会いしましょう。

 なお、次回公演の稽古が始まるまでしばらく、稽古の様子を伝える「稽古場日記」は休載させていただきます。
 来年、第9回となる公演の稽古が始まりましたら再開する予定です。
 その間のメンバーの様子は、個人コーナーのブログを是非チェックしてみてください。
 また、トップページにも活動情報の掲載があります。
 そちらもご覧いただけると嬉しいです。

 寒い日々が続きますが、風邪などにはお気をつけて。
 それではみなさま、良いお年を。
(c) 2006,12,29, Friday 01:16 AM | comments (0) | trackback (0)
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