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『本日より劇場入り!』



11月15日。
この日、『七人のロッカー』最後の稽古が行われました。

思い返せば、役者たちの楽器練習が始まったのが春先。
夏には台本を使った芝居の稽古もスタートし、そして迎える今。
この作品と向き合い始めてから、気づけば長いこと経っていたことに気づかされます。

が!
稽古場でメンバー顔を合わせれば口々に出てくる「あっという間だったなー」「今年早かったなー」なんて言葉の数々。
そうなんです、あっという間に最終稽古の日も来てしまったわけです!

この日に行われたのは、最後の仕上げとしての3度目の通し稽古。
これまでに積み重ねてきた稽古の集大成!落ち着いて、集中して、今までやってきたことを全力で出しきればいいだけ!
と、通常ならそうなるはずが、なんてったって稽古最終回もあっという間に来てしまったもんだから、もう皆が皆バッタバタです。
この日の稽古場、いつにも増してドタバタしておりました。

そんな中、仕上がったドタバタコメディー。
・・・な感じの、theatre project BRIDGEによるロックな舞台、『七人のロッカー』


最後の通し稽古を終えてしまえば、後は・・・
稽古場から場所を移すは、劇場です!今年もやって来ました、アイピット目白!!

遂に、本日より劇場入りです。

仕込み初日の今日は、まず舞台セットを組むことから始まり、楽屋や照明・音響ブースのセッティングをしたり、照明を一灯一灯吊るす作業が行われました。
なんと言っても、アイピット目白もBRIDGEにとってはお馴染みの劇場!
5度目ですからね、さすがに仕込み作業も慣れたもんです。

着々と作られていく劇場。
いや、そこはもう間違いなく、物語の舞台“駄古田荘”です。
どうぞ劇場でお確かめください。お待ちしてます!!
(c) 2009,11,17, Tuesday 10:52 PM | comments (0) | trackback (0)

『A Hard Day's Night』 (根岸花奈子)

公演まで2週間を切りました。
10日あるならもう1キロは落としたいなぁ。
特技は体重調節、またの名をカーコ・デ・ニーロ、
稽古場日記二度目の登場、根岸花奈子です。

公演が近くなるにつれて、土日の稽古は文字通り朝から晩まで、みっちり詰まったスケジュールになります。
昼食、夕食と2食を稽古場で食べる日も。
でも1日2食コンビニご飯じゃ、肌荒れしちゃうし心もさみしい。
いくらダイエット中とはいえ、きちんと栄養をとらないと、BRIDGEのパワフルエンターテイメントには挑めないのです。

そんなわけで今日は、おいしいパン屋さんの紹介です!

今年は東武東上線の下赤塚駅近くで稽古をすることが多いのですが、
下赤塚駅から歩いて4〜5分のところに「BOULANGERIE KEN」というお店があります。
ちなみにわたしたちは「ケン」と呼んでいます。
ここのカスクルート(ハードなバゲットに、いろいろなフィリングをサンドしたもの)は絶品です!
噛み応えがあり、小麦粉の味がしっかりしているバゲットがおいしいのはもちろん、
フィリングも、ハム・ツナ・チョリソー・チキンなどいろいろあって、全種類食べたくなります。
しかもお値段は270円。えー、やっすーい!!
BRIDGEのメンバーはみんなケンのパンが大好きですが、
とくに鳥居沙菜と福永貴之は、下赤塚に来るたびに食べているような気がします。

みなさんも下赤塚に行く機会があったらぜひ、ケンのパンを食べてみてください。
もっちもちでボリューミーなベーグル類もおすすめです。

…あ、すみません、芝居の話もします。

毎年、公演直前になるとちょっと淋しくなります。
それは「あぁ、この人でいられるのも、もうあとちょっとだなぁ」って思うから。
いままでやってきたどの役も大好きですが、
今回の役も本当に大好きです。
自分の役だけでなく、『七人のロッカー』の登場人物たちは、
ダメなところもたくさんあるけれど、壁にぶつかっても川に阻まれても、
歩くのをやめたりしない人たちです。
実際にいたら友達になりたいなぁと思います。
ぜひ劇場に、会いにきてください。

さて、チケットのほうもおかげさまで順調に売れ行きを伸ばしております。
回によっては残席数が少なくなってきておりますので、
できるだけお早めにご予約いただけますと幸いです。

日々寒さがつのりますが、みなさまお体ご自愛くださいね。






(c) 2009,11,11, Wednesday 11:02 PM | comments (0) | trackback (0)

『一体感』 (神谷さや香)

こんにちは。
いろんな所で、たびたび32歳説が浮上してしまう、27歳の神谷さや香です。
そんな老け顔の私は今回、小道具を担当しております。

小道具は、今までは役者のマッチョ(福永貴之)が担当していましたが、以前からよく手伝っていたこともあり、今回ついに横取りしました。
いかにお金をかけずにそれっぽく、そして使いやすい小道具を作るのか、100円ショップやホームセンターをウロウロしながら考えるのは、とても楽しいです。

さて、先週末には2回目の通し稽古がありました。
私は、先週中に急遽作成することになった小道具がまだ完成していなかった為、通しに間に合うように稽古場にて作業をしておりました。

家で黙々と作業をするのもいいですが、気がつけば黙々がモグモグになっていて、お菓子を食べ散らかしながら作業をして、小道具を油まみれにしてしまうことがあるので、稽古場で稽古をチラチラ見ながらの作業はとても健康的で衛生的です。

何より、みんなで一つのものを作っているんだということが実感できるので嬉しいです。
芝居というのは、この一体感がいいんだなぁと思います。


今回の公演、『七人のロッカー』でも、それぞれ色んな事情を抱えた人たちが、一体となってロックをやります。

この公演を見に来ていただいて、みなさんとも一体となれたら嬉しいなぁと思います。
見終わったら、なんとなくラーメンが食べたくなると思います。私は通し稽古の度に、ラーメンが食べたくなりますので。

そして所々に登場する小道具達にも注目していただけたら幸いです。

今回、私の作っている小道具は、ほとんどが水戸和浩の為の小道具と言っても過言ではありません。
勇者の剣みたいに、いかにも重要というようなアイテムは一つもございませんが、稽古の度に水戸さんが120%のパッションを注いで小道具を使って(破壊して?)くれるので、私も常に心臓が8ビートを刻むぐらい熱くなりながら作成しております。

気づけば本番まであと数週間!
役者だけでなく私たちスタッフも、ラストスパートにさしかかっております。
私も、思わず自らが小道具となって舞台に飛び出してしまうぐらいの勢いで、スパートかけていきたいと思います。

それでは劇場でお待ちしています。








(c) 2009,11,04, Wednesday 07:22 AM | comments (0) | trackback (0)

『寝ても覚めても』 (永田悠樹)

先日、職場にある防火扉に「防火扉に貼り紙禁止」と書かれた貼り紙を発見して、世界は矛盾で溢れているのだなと感じました。

いかがお過ごしですか?
役者永田悠樹です。

さて、稽古場日記には二回目の登場となりますね。
今日は今回の公演でチャレンジしている生バンド、
その稽古についてお話します。

舞台での演奏は、セリフを覚えるのと同じように楽譜を暗記するんですね。
『暗譜』というのですが。稽古でも本番同様に暗譜して練習するのです・・・

先日のコトです。
一生懸命暗譜しました、さあ〜いざ練習だ!
曲が始まると、すぐに異変に気がつきます。
みんなが僕の全く知らない曲の演奏を始めたのです。すごく焦ります。
汗がどんどん出ます。
曲が終わると、みんなが一斉に僕を責め立てます。
「なんで覚えてこないんですか!」
と。
「セリフは覚えてるんですか!?」
と、演出の木下が更に責め立てます。
僕は、
「覚えてるに決まってるだろ!」
と喚いて稽古場を飛び出します。
そして僕は稽古場の外に停めておいた巨大ロボットに乗り込んで、必殺技のように次々とセリフを叫ぶのです。
そこで目が覚めました。


やー、もうね、本番まで
1ヶ月ないでしょ?
パンパンですよ!
もう、ね、
パンパンですよ!
で、こんな夢を見るハメに、、、
寝ても覚めても想うのは、いつも稽古の事ばかり、なのですよ。
おかげさまで、今回の公演もギュっと内容の詰まったものになっております。
公演期間は11月の21日(土)〜23日(月・祝)の三日間です。
三日間は72時間。そのうちの2時間ちょっとでいいのです。予定を空けて、劇場にお越し頂ければ嬉しいです。
それでは、アイピット目白でお待ちしてます。






(c) 2009,10,28, Wednesday 11:13 PM | comments (0) | trackback (0)

『No music Fool life?』 (山本洋平)

インフルエンザが大流行中の昨今、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今週の当番はアツクルシイ彼(=水戸和浩)程ではないですが、ちょっとだけ久々に登場のスタッフ・山本洋平です。
馬鹿は風邪をひかないとよくいいますが、本当にそうなのかな?と思っちゃったりします。だって、劇団内では“神奈川代表のバカ”とまで称号をもらっている私は何を隠そう今まで一度もインフルエンザにかかった事もなく、今年も風邪なんてまったくひく気配がありません。
しかも、これを書いている今もタンクトップです。
ほら、おバカでしょ?

さて、今回私は役者ではなく、スタッフとして参加させてもらっています。
『七人のロッカー』初のスタッフからの稽古場日記です。

みなさん、携帯音楽プレイヤーはお持ちですか?
DSなどの携帯ゲームを全く手に取らない自分としては電車の中では音楽はちょっとした必需品だったりします。そこでさらにもう一つ質問。
みなさん聴きたい音楽を聴きたい時に選べる事できますか?
たとえば、音楽を聴いていてこの次はこんな曲を聴こうとか、先週末のように素晴らしい秋晴れの朝にはこの曲を聴こうとかそういったことです。
私は、思い描いていた曲とはちょっと違う曲をチョイスして自分で自分に小さくがっかりすることが時々あります。こんなところもおバカ要素の一つなのかもしれません。

そんなプライベートでもプチ選曲ミスをしてしまう私が、今回はちょっとだけ選曲のお手伝いをさせてもらいました。
演出の木下はもちろんのこと、照明・演出助手の松野もかなりの音楽好きです。
そんな二人と共に選曲させてもらうのは少々お門違いのようにも思っていました。
しかし、やってみるとなんだか意外と楽しいし、お役に立てたりするものです。

音楽(正確にはロック)を好きになるのに遅すぎるなんてことはない。

選曲をしながらふと、そんなことを言われたのを思い出し、ちょっとだけ実感しました。
もう何度も言われていますが今回のテーマは音楽。
私も今回の作品を通して今までよりも少しだけ音楽を意識するようになりました。

DSやPSP、ミクシイのアプリゲーム、You tubeもちょっとした楽しみがあります。
でも、生活していく中で音楽ってものにも時間を費やすと、それはそれでいいもんだなぁなんて思いながら稽古を観ています。

今回は会場に入った時から、流れている音楽に耳を傾けてお芝居を楽しんでもらえるといいと思います。






(c) 2009,10,21, Wednesday 11:02 PM | comments (0) | trackback (0)

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