レビュー
大河ドラマ50周年!
お久しぶりです。メンバーの山本洋平です。
去年はメンバー全員ゆっくりお休みをいただきました。
今年は秋の公演に向けて徐々にエンジンを温めていきたいと思っております。
さて2012年最初のアートレビューは現在放映中のNHK大河ドラマ『平清盛』。

大河ドラマも今年50周年であり、私たちの目標である50周年とリンクするところがありますのでどこか意識してしまいます。
一部ニュースでは映像が汚い等の批判が出ていますが、今回の大河ドラマは自信を持って皆様に面白い!!とお勧めできるものです。
私としては毎週家で壮大なスケールの映画を見ているような、そんな気分にさせてくれる、大河ドラマ50周年作品という名に恥じない素晴らしいドラマだと現段階では思っております。
一昨年放映されました『龍馬伝』の雰囲気をどこか感じさせる作品です。
まだ、武士が低位な階層とみられていた平安時代末期。
本当の親を知らず、平家の嫡男として育てられ、大人たちが王家に畏れながら自らの権威を上げることに執着し、自分もその道具として使われていることに嫌気を感じながら過ごしていた平清盛。
「自分は誰なのか?」「自分には何ができるのか?」ということを常に抱え、自由を求めながら、武士と貴族の各々の欲望渦巻く乱世、平安の世を権威や規律、慣わし、建前などに目もくれず突き進んでいく姿はどこか坂本竜馬や白洲次郎等、時代の節目を生きた人物に重なる部分があります。
現在貿易大国である日本の礎を作ったのは坂本竜馬かもしれません。
しかし、坂本竜馬や織田信長よりも前に交易こそが国を豊かにすると思い、動いた人間が平清盛です。
チーフ演出が2009年から2011年の年末スペシャルドラマとして放映され評判高かった『坂の上の雲』、そして1996年に竹中直人主演で放映され、平均視聴率30%越えをした最後の高視聴率大河ドラマ『秀吉』でも演出をしていた柴田岳志というところもこれからの放送がさらに期待の高まるところです。
毎週日曜日の夜に「明日からの仕事が嫌だ!」と思うところに少し刺激を与えてくれるような作品だと思いますので、是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
去年はメンバー全員ゆっくりお休みをいただきました。
今年は秋の公演に向けて徐々にエンジンを温めていきたいと思っております。
さて2012年最初のアートレビューは現在放映中のNHK大河ドラマ『平清盛』。

大河ドラマも今年50周年であり、私たちの目標である50周年とリンクするところがありますのでどこか意識してしまいます。
一部ニュースでは映像が汚い等の批判が出ていますが、今回の大河ドラマは自信を持って皆様に面白い!!とお勧めできるものです。
私としては毎週家で壮大なスケールの映画を見ているような、そんな気分にさせてくれる、大河ドラマ50周年作品という名に恥じない素晴らしいドラマだと現段階では思っております。
一昨年放映されました『龍馬伝』の雰囲気をどこか感じさせる作品です。
まだ、武士が低位な階層とみられていた平安時代末期。
本当の親を知らず、平家の嫡男として育てられ、大人たちが王家に畏れながら自らの権威を上げることに執着し、自分もその道具として使われていることに嫌気を感じながら過ごしていた平清盛。
「自分は誰なのか?」「自分には何ができるのか?」ということを常に抱え、自由を求めながら、武士と貴族の各々の欲望渦巻く乱世、平安の世を権威や規律、慣わし、建前などに目もくれず突き進んでいく姿はどこか坂本竜馬や白洲次郎等、時代の節目を生きた人物に重なる部分があります。
現在貿易大国である日本の礎を作ったのは坂本竜馬かもしれません。
しかし、坂本竜馬や織田信長よりも前に交易こそが国を豊かにすると思い、動いた人間が平清盛です。
チーフ演出が2009年から2011年の年末スペシャルドラマとして放映され評判高かった『坂の上の雲』、そして1996年に竹中直人主演で放映され、平均視聴率30%越えをした最後の高視聴率大河ドラマ『秀吉』でも演出をしていた柴田岳志というところもこれからの放送がさらに期待の高まるところです。
毎週日曜日の夜に「明日からの仕事が嫌だ!」と思うところに少し刺激を与えてくれるような作品だと思いますので、是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?